外陰部のかゆみやできもの

外陰部のかゆみやできもの・
ヒリヒリする痛み

デリケートゾーンのお悩みとは

デリケートゾーンのお悩みとはデリケートゾーンのかゆみ、できもの、ヒリヒリとした痛みなどの症状がある時は、我慢せずに平田レディースクリニックへご相談ください。
詳しく検査して、症状の原因を確認いたします。

外陰部のトラブルを
引き起こす場合のある病気

  • 毛嚢炎・毛包炎
  • バルトリン腺膿瘍・バルトリン腺炎
  • カンジダ膣外陰炎
  • 性器ヘルペス
  • 尖圭コンジローマ
  • 外陰がん など

外陰部のトラブルの時の
受診する目安

かゆみがある場合

  • かゆみが我慢できない
  • 性感染症にかかった可能性がある

痛みがある場合

  • 性行為後、痛みが1~2日続いている
  • 平常時にも痛みがある

腫れがある場合

  • 腫れが1~2日続いている
  • だんだん腫れが悪化している
  • 腫れだけでなく、強い痛みがある

外陰部のかゆみ

外陰部のかゆみの原因

外陰部のかゆみの原因として、主に「かぶれ」と「感染症」があります。

1.かぶれ

外部からの刺激により皮膚で炎症が起こった状態です。
外陰部の場合、ナプキンやタンポンの紐が当たったり、経血による蒸れなどが原因でかぶれが起こる場合があります。

2.感染症

免疫力が低下したり、性感染症を含む感染症にかかると、外陰部でかゆみが生じることがあります。

感染症の場合

性器ヘルペス

単純ヘルペスというウイルスに感染することで起こります。
強い痛みやただれが生じます。

性器クラミジア

クラミジア・トラコマティスという細菌が原因で起こる感染症で、子宮頸管炎の原因となり、不妊を招く恐れがあります。

腟トリコモナス症

腟トリコモナスという原虫が原因で起こる感染症で、強いかゆみや織物の増加などが症状として現れます。

性器カンジダ症

カンジダという真菌が原因で起こる感染症で、かゆみ、おりものの増加、ヨーグルト状のおりものなどの症状が現れます。

いんきんたむし

白癬菌の真菌が原因で起こる感染症で、激しいかゆみが生じます。

毛ジラミ症

毛ジラミという虫が原因で起こる感染症で、激しいかゆみが生じます。

感染経路とは

  • 性行為
  • 温泉・入浴場など
  • ペット
病原体 病名 主な症状 主な感染経路
男性 女性
ウイルス 性器ヘルペス 水泡ができ、激しいかゆみが生じる ・性行為
細菌 性器クラミジア ・尿道の不快感やかゆみ ・尿道から分泌物が出る ・自覚症状はほとんどなし ・おりものの増加 ・不妊 ・性行為
原虫 腟トリコモナス ・自覚症状はほとんどなし ・においの強い泡立った黄色いおりもの ・かゆみ ・痛み ・性行為
カビ 性器カンジダ ・自覚症状はほとんどなし ・性器の先端がかゆくなる ・酒粕、またはヨーグルト状のおりものが出る ・腟~肛門あたりの激しいかゆみ ・温泉・入浴場など
いんきんたむし ・性器から肛門、太ももにかけての激しいかゆみ・赤疹 ・性行為 ・温泉・入浴場など ・ペット
昆虫 毛ジラミ症 ・陰部の激しいかゆみ(無症状の場合もある) ・性行為 ・温泉・入浴場など

外陰部のできもの

外陰部のできものの原因

外陰部にブツブツやシコリ、赤い水泡などのできものがある場合、下記のような病気が考えられます。

病気による場合

外陰部のできものの原因となる病気は次の通りです。

尖圭コンジローマ

陰部にイボ状のできものが発生します。

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バルトリン腺膿瘍・バルトリン腺炎

バルトリン腺のう胞に細菌感染が起き、腫れて痛みが出てきます。

外陰がん

早期の段階では自覚症状がない場合があります。
外陰部の腫瘤、かゆみ、熱感、痛み、出血、色素沈着、皮膚の色が部分的に白くなる白斑などが見られることもあります。

梅毒

陰部にしこりのようなものができます。

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性器ヘルペス

陰部にブツブツや水泡が発生します。

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毛包炎

陰部で腫れや痛みが生じます。

その他

その他、皮下腫瘤、フォアダイス、真珠様小丘疹などもできものの原因となります。

外陰部のヒリヒリ、
ズキズキする痛み

外陰部の痛みの原因

排尿時や排尿後に痛みがある場合、下記のような原因が考えられます。

病気による場合

外陰部の痛みの原因となる病気は次の通りです。

膀胱炎

膀胱で細菌感染が起こり、排尿痛などの症状が現れます。

尿道炎

尿道で炎症が起こった状態で、排尿時に痛むようになります。

クラミジア

透明な分泌物が出るようになります。

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淋病

粘り気のある黄色い分泌物が出るようになります。

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性器ヘルペス

排尿時に痛みを感じるようになります。

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違和感や症状がある場合は、
すぐご相談ください

外陰部の痛みや腫れ、分泌物が出るなどの違和感・症状がある場合は、そのままにせずにお早めに当クリニックへご相談ください。
性感染症の可能性がありますので、パートナーと一緒に検査を受けられることをおすすめします。
お問い合わせ tel:077-598-6573 24時間対応 WEB予約